読売新聞インタビュー

読売センター十日市場 瀬川所長インタビュー

読売センター十日市場 瀬川所長インタビュー

新聞販売店所長インタビュー企画の第四弾は、読売センター十日市場の瀬川所長です。アクティブな人生を送られている瀬川所長の様々な経験や奮闘ぶりを聞いてきましたので、是非ご覧になってください。

 

 

 

 

―― 音大を卒業されたとのことですが、新聞配達を始めたきっかけを教えてください。

 

音大を卒業してからは、実は音楽家を目指していたのです。オーケストラに入団したくて一年間フリーとして活動を続けていたのですが、色々あり断念してしまいました。子供のころから勉強もせずに来る日も来る日も楽器とサッカーしかやってこなかったので、23歳で楽器をやめたら何もすることが無くなってしまった感じでした。何もすることが無いという状態が人生で初めての経験だったので、戸惑いの毎日を過ごしていましたね。手に職も無いし目標も失っていたので、何の仕事をしても続かず、路頭をさまよう思いでいました。しかしながら付き合っていた彼女と結婚の話もあり、それまで住んでいた実家からは独立する必要があったのですが貯金も無く、、もうこれは住み込みで働くしか無いという結論になり新聞販売店に就職しました。それが26歳の時でした。

 

 

―― 今迄とは全くの異業種になりますが、新聞配達でご苦労されたことは何ですか?

 

やっぱり配達ですよね~。この業界には6月に入ったのですが、毎日雨ばかりで新人で慣れていないせいもあり配達は本当に苦労しました。昔のカブは雨に弱くすぐにエンストするんですよ。新聞が濡れないように気を付けないといけないし、もちろん当時から雨ビはあったのですが、これがまたバイクに積んでいると滑るんですよ。坂道の上で配っている時に荷が崩れて、雨ビの新聞が坂道の上から下に向かってドミノのようにバーッと広がってしまい本当に悲惨な状況になったりしました(笑)。正直最初の1カ月で何回辞めようと思ったことか、、でも結婚したばかりで奥さんもいたので、何とか我慢出来ました。今となっては懐かしい思い出ですね。

 

 

―― 逆に新聞配達で嬉しかったことや、やりがいを感じたことは何ですか?

 

それは新勧(新規購読契約)を上げた時ですね。配達に関しては最初は苦労しましたが1~2か月もすれば慣れちゃいます。次の課題はやっぱり営業でしたから、初めて新勧を上げた時は本当に嬉しかったです。そのお客様は入居者だったのですが、待ってましたって感じで契約が取れちゃいましたね。それ以降の実績は伸びたり、スランプがあったり、簡単には行きませんでしたが、それでも他の社員と比べると営業は得意ではあったと思います。正直なところ営業が大好きってわけではなかったのですが、どうやら能力的には出来る方だったようです(笑)

 

 

―― 始めてから何年間で独立されたのですか?

 

38歳で独立したので12年くらいですね。12年の間には色々なことがありましたが、日々勉強と経験を積ませてもらい、平成25年の10月に独立することが出来ました。

 

 

―― 新聞販売業の経営で心がけていることを教えてください。

 

やっぱりこの業界には僕のようなプロセスで入ってくる人が多いのが現状です。最初から高い志を持って入社したわけではなく、とりあえず仕事を求めて、住む場所を求めて、入ってくる人たちが殆どです。そして、皆この仕事で安定した収入を得て、安定した生活をしていくことが出来るようになります。しかしそのまま惰性で続けていてはいけないと思っています。この仕事を続けるなら店長を目指すとか、将来は独立を目指すとか、もしくはここをきっかけにして他の業界を目指すとか、目標意識を持って仕事をしていくことが重要だと考えています。中途半端な気持ちでいないようにということをスタッフには常に言っていますね。

 

 

―― 日々多忙だと思いますが、プライベートは充実されてますか?

 

全然充実してないですよ、全然(笑)。
実は十日市場店の隣の中山北部店を統合して、今は休む暇も無いくらい忙しい状況なのです。やっと整理が出来てきたところではあります。ちなみに去年はセブ島に行って心身ともにリラックスしてきました。現地ではスペイン系の女性がこれがまた本当に可愛くて心ときめいたりしたのですが、日本語でコミュニケーションが取れないので、その点は残念でしたね(笑)

 

 

―― なかなか時間が無いかと思いますが、ご趣味はやはり音楽やサッカーですか?

 

意外と僕は本が好きで、読書が趣味でもあります。歴史物、哲学系、金融・経済系まで色々な本を読んでいます。歴史物では上杉鷹山とか、西郷隆盛が好きですね。僕はごちゃごちゃしているのを整頓するようなのが好きらしくて、どうやら(笑)。上杉鷹山の改革精神とか共鳴できますね。

 

 

―― スタッフとのコミュニケーションで気を付けていることは何ですか?

 

スタッフとのコミュニケーションは本当に気を付けています。1日1回どんな会話でも良いから、各スタッフに必ず声をかけるようにしています。そこで顔色が違うとか、モチベーションが下がっているなとか、把握してフォローするように心がけています。

 

 

―― 御社はスタッフの平均勤続年数が長いようですが、秘訣は何でしょうか?

 

そういう自覚はあまり無いのですが、専業社員の平均勤続年数はたぶん10年くらいですね。そう考えると確かに長い方なのかとは思います。理由は正直分かりません(笑)。あるとしたら、やっぱりコミュニケーションを密に取っていることでしょうかね。

 

 

―― 話は変わりますが、教師になりたいという願望をお持ちだったようですね。

 

そうですね。なるとしたら社会か体育の教師になりたかったです。今のような事業の経営活動もやりがいがあって良いのですが、やっぱりこう人を育てるということをやりたかった気持ちはありましたね。

 

 

―― 今後の展望や目標を教えてください。

 

そこはずっとぶれていないのですが、購読数1万部を扱うことを目指しています。あと約5年ですが50歳までに達成することを目標にしています。中山北部店を統合して相当数の部数は増えたのですがまだまだ目標には遠い数字です。これからさらに頑張っていかないといけません。

 

 

―― 新聞配達の仕事を考えている人たちにメッセージをお願い致します。

 

なんでもやってみないと分からないので、まずはやってみては?と言いたいですね。新聞配達はイメージと実際は全然違います。今の仕事がうまくいっていなくて、これから生活の基盤を整えたいという方には、この業界は一番適していると思います。本人のやる気次第で道は切り開いていけます。営業をやったことが無い人は、営業は向いていないと勝手に決めつけている傾向があります。実際にやってみると、本人が分かっていない魅力をお客様が感じてくれることって良くあるのです。地道に成果を上げていけば給料はどんどん増えていきます。他業種の固定給のみの仕事よりやりがいがあるよと断言出来ます。まずはチャレンジしてみなよと言いたいです。

 

 

―― なんでもチャレンジ精神が大切ですものね。今日はありがとうございました!

 

どうもありがとうございました。

 

 

 

忙しい中、長時間にわたるインタビューに応じてくれた瀬川所長。教師になりたかったというだけあって、人を育てるのが好きなんだなという印象を感じました。毎日各スタッフに声をかけることを心がけているとおっしゃっていましたが、それは現場で見ていても実践されているのが分かりました。元気よく挨拶されれば、スタッフも元気をもらうことが出来ます。基本的なことですが、これを毎日かかさず続けていくのは容易ではありません。そこら辺がスタッフの勤続年数の長さに繋がっているのでしょう。見かけはフレンドリーなイメージですが、熱血漢でもある瀬川所長。こんな上司の元で働いていけば、きっと未来を切り開いていけるんだろうなと感じました。今の生き方に悩んでいる方、目標が見つけられない方は、瀬川所長の元で新聞配達のお仕事にチャレンジしてみてください。きっと人生の方向性を見つけていくことが出来ることでしょう。

 

 

 

【店舗情報】
店舗名:読売センター十日市場
住所:神奈川県横浜市緑区十日市場町831-15
TEL:045-982-2422
取扱新聞:読売新聞、スポーツ報知、毎日新聞、スポーツニッポン、産経新聞、サンケイスポーツ
求人情報詳細:https://news-boy.com/shop/947