新聞配達ワーク コラム「順路帳」

コラム「順路帳」Column

new 新聞配達 順路帳

順路帳

以前も少し触れましたが、新聞配達の業務で順路帳は必要不可欠な存在です。
新聞配達するにあたって、不着(配達漏れのこと)を防ぎ、配達の時間短縮を図るために順路帳を活用しています。 初心者に起こりがちな不着はお客さんのクレーム対象となりますので、絶対に防ぐ必要がありますが、順路帳の通りに配達していけばまず起こりません。ただ夏場ならともかく冬場だと朝刊の配達時間は真っ暗ですから、順路帳を見るのも一苦労な状況も出てきます。そういう時の対策用にヘッドライト(頭に装着するライト)を使っている人もいるようです。またバイクに順路帳を固定しながら配達する人もいます。バイクのハンドルの形状などによって様々ですが、皆さん工夫して固定しているとの話を聞きます。しかし順路帳は新聞販売店にとって重要な機密情報です。個人情報も含まれていますので、無くしてしまっては大変なことになります。風で飛ばしたりしないよう慎重に取り扱う必要があります。

順路帳の形式は販売店によって多少違うようですが、基本的に配達する順番に購読者のリストが明記されています。 購読者氏名、新聞銘柄、ポストの位置、備考(取り置き、留守止めの情報や注意事項など)が記載されています。そして配達順ごとに順路記号が書かれています。順路記号とは次に配達するお客さんの位置を分かるようにしたもので、下記のような記号になっています。


【意味】隣の家



【意味】一軒置いて隣


【意味】向かい



【意味】はす向かい



【意味】手前向かい


【意味】戻る(バック)


【意味】裏

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【意味】右3軒目

3|
【意味】左3軒目

※その他色々有り

一般人が見ても全く意味が分からない記号になっています。 そのくらい難解なので、配達初心者はまずこの順路記号の意味を把握するのが最初の仕事となります。

またポストの位置や形状も順路帳に記されています。集合住宅の場合は、ドアポストか集合ポストか、戸建ての場合はポストの形状や、ポストの色などが分かるようになっています。最近はポストもオシャレになり様々な形状がありますので、覚えるまでは大変かと思われます。そのまま差し込める場合や、蓋を開けないといけない場合などもありますから、把握してコツを覚えるまでは時間もかかりそうです。

新聞販売店に入社して最初は先輩についていきながら、順路取りという作業を行います。順路帳を片手に一軒一軒ついて回り順番と注意事項などを覚えていきます。これを繰り返し行い把握出来てきたら、一人で配達を行うようになります。基本的に難しい仕事では無いので、慣れてしまえば誰でも簡単に出来る業務です。とはいえ気が緩んでしまうと不着などのミスを起こすことになりますから、やはり順路帳は大切です。自動車の運転でいうとナビみたいなものです。不着や誤配、遅配を防ぐためにも順路帳は有効に活用する必要があります。