新聞配達元旦

元旦の新聞配達

元旦の新聞配達

新聞配達員の元旦は一年で一番大変な日と言われています。配達する件数自体は同じですが、何しろ配達する新聞の厚さ・重さが違うのです。 元旦の新聞は新聞本体と新年特集の別刷りが発行されます。新聞を取ってらっしゃる方はご存知でしょうが、テレビ・ラジオ番組の正月特集、スポーツ特集、その他企画ものなどの別刷りが沢山ついてくるのです。それだけでも重量がかさんできますが、さらに膨大な折り込みチラシがついてきます。普段の日曜日とはけた違いのチラシが発行されますので、1軒分の新聞でも物凄い厚さと重量になってしまいます。

 

 

まず新聞販売店に新聞が届いたらチラシを折り込む作業になりますが、とにかくチラシが大量にあるので、普段と比べてかなりの労力を要します。チラシ自体は年末に届いてあらかじめセットしておく形になりますが、それでも大変な作業になります。そしてようやく折り込み作業が終わっても、バイクに積む作業が待っています。通常時の何倍もの厚さになってしまうので、一度にバイクに積める部数は限られてしまいます。その場合どうするかと言うと、各配達エリアの中継点まで、新聞を転送するのです。遊軍のスタッフが車でバイクに積めなかった新聞を、予め決められた中継点まで運んでそこからバイクに積み込み配達を続けていきます。元旦は販売店のスタッフ全員が出勤するので、転送専門のスタッフを決めてピストン輸送していくのです。スタッフ総出の作業になります。

 

 

また配達中も大変です。何度も言いますが、普段の何倍もの厚さの新聞なので、ポストの投函口に入らないという場合も多々出てきます。大きめのポストなら大丈夫ですが、集合住宅の小型のポストだとはっきり言って入りません。かなり無理やり押し入れるしかなくなります。さらに複数の新聞を取っているお宅ですと、もうどうしようもないケースも出てきます。そうなるとビニールに入れて置いてくるしか無いかと思われます。

 

 

晴れていればまだしも、雨や雪が降っていると過酷な状況になります。新聞のラッピング作業が増えてしまいますし、重い新聞を積んでいるのでバイクの運転も気を付けないと危険な状態になります。中継点での転送作業も大変になり、全戸に配達するのはかなり遅くなり遅配という事態も出てきます。幸い元旦の朝はゆっくり起きる方が多いので、普段よりはクレームの心配は少ないかと思われますが、サービス業の方は元旦も休まないケースが増えているので、油断は禁物です。

 

 

とにかく元旦の新聞配達は過酷な業務になりますが、お正月の家族のだんらんにテレビ番組特集やスポーツ特集はかかせません。お酒やご馳走を頂きながら、箱根駅伝や色んなバラエティー番組見るのが日本のお正月の定番です。各家庭に一年に一度の平穏な時間を提供するのに、2019年の元旦も日本全国で新聞配達員が頑張ることになります。新聞販売店の皆様は、身体にはくれぐれも気を付けて元旦を乗り切って欲しいと思います。