新聞配達アルバイト

新聞配達経験のある有名人

新聞配達経験のある有名人

ウォルト・ディズニーや欽ちゃんも

各界で活躍している著名人にも、新聞配達の経験がある方は沢山いらっしゃいます。皆さん、家庭の事情やご自身の目標の実現のために、新聞配達のお仕事をされてきたようです。働くことの苦労と喜びを味わったことは、人生において貴重な経験になられたことかと思われます。今回は学生時代や下積み時代に、新聞配達のお仕事をしてきた方々を、ジャンル別でご紹介します。

 
 

【政治家】

▼小泉進次郎氏
今をときめく小泉進次郎氏も、中学3年の夏休みに新聞配達のアルバイトをされていました。修行の意味で父の小泉純一郎氏に促されて始めたようです。遅刻・欠勤も一切無く、仕事も正確で評判は良かったとのこと。さすがという感じですね。

 
 

▼下村博文氏
文部科学大臣だった下村博文氏も、ご自身の著書『9歳で突然父を亡くし新聞配達少年から文科大臣に』にも書かれている通り、新聞配達をされていました。下村博文氏は政界で最も誠実な人物の一人とも言われていますが、9歳で父を交通事故で失い、新聞配達を続けて家計を助けていた経験が生かされているのでしょう。

 
 

▼又市征治氏
社会民主党の党首である又市征治氏も、小学4年生から家計を助けるために新聞配達のアルバイトをしていました。豪雪地帯の富山で毎日3時に起きて、田畑の作業などを行ってから朝刊を配達、放課後も夕刊配達~田畑の作業という過酷な生活を高校時代まで一日も休むことなく続けていたとのことです。

 
 

▼渡辺喜美氏
ミッチーの愛称で有名な父親の渡辺美智雄氏にならい政治家を志した渡辺喜美氏は、中学生時代に人間修行のためとして新聞配達を行っていたそうです。

 
 

【プロ野球】

▼野村克也氏
3歳の時に父親を戦病死で失い、病弱な母親と暮らしていたという野村克也氏は、小学生時代からお兄さんと一緒に新聞配達やアイスキャンディー売りで家計を助けていたそうです。プロ野球の世界では、選手としても監督としても素晴らしい成績を残した野村克也氏ですが、ID野球の原点は幼少時から働いて覚えた創意工夫の精神だったのでしょう。

 
 

▼梨田昌孝氏
野村克也氏と同じく選手時代は捕手として活躍し、近鉄バファローズ、日本ハムファイターズ、楽天ゴールデンイーグルスで監督としても2度の優勝を経験した梨田昌孝氏も、中学生時代に父親を亡くし新聞配達と集金のアルバイトをされていたそうです。

 
 

▼緒方孝市氏
広島東洋カープの緒方孝市監督は、小学4年生の時に自転車が欲しくて新聞配達のアルバイトを始めたそうです。結局自転車は買ってもらったそうですが、その後も新聞配達を小学校を卒業するまで続けていたとのことです。決めたことはやり抜くという意思の強さが、プロ野球の世界で大活躍している源なのでしょうね。

 
 

【実業家】

▼ウォルト・ディズニー氏
ディズニーの創始者であるウォルト・ディズニー氏は、父親が新聞配達業を経営していたため、少年期に朝刊と夕刊の配達を手伝っていたそうです。毎朝3時半に起床する生活を6年間続けましたが、父親のお手伝いだったため無給だったとのことです。ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーで行われているミッキーと新聞配達の少年たちが繰り広げるミュージカル「レッド・カー・トロリー・ニュース・ボーイズ」は、ウォルト・ディズニー氏が幼少期に新聞配達を経験したことが元になっているようです。

 
 

▼姫路の不動産王こと大川護郎氏
この方は誰でも知っている有名人というわけではありませんが、16歳から新聞配達を始め、すぐに店長となり20歳で年収1000万円を実現。その後不動産業に進出し、今では家賃収入が月約3億6000万円という不動産王に成り上がった物凄い人物です。フェラーリやランボルギーニなど高級車20台以上所有しているとのことで、不動産王という名が相応しい華やかな人生を送られています。『新聞少年が一代で4903世帯の大家になった秘密の話』という書籍も出版されています。

 
 

【芸能界】

▼斎藤工氏
読売新聞のCMにも出演している斎藤工氏は、ブレイクしたドラマ「昼顔」の前くらいまで新聞配達のアルバイトをされていたとのことです。比較的最近の話で、人気俳優となった現在の姿からは想像もつきませんね。下高井戸で配達をしていたようで、未だに配達員としての籍が残っているとテレビ番組でもおっしゃっています。

 
 

▼萩本欽一氏
お笑い界の大御所、萩本欽一氏も高校時代に新聞配達のアルバイトをしていました。通っていた高校の校則で決まっていた革靴を買うために始めたそうです。小学5年時に父親の会社が倒産して貧しかった萩本欽一氏は、学費や生活費を稼ぐ為に新聞配達以外にも様々なアルバイトをされていたそうです。

 
 

▼山口百恵氏
昭和を代表する歌手・女優だった山口百恵氏も、デビュー前に暮らしていた横須賀で、新聞配達を行い貧しかった家計を助けていたそうです。1976年に大ヒットした「横須賀ストーリー」はこの頃の経験を想いながら歌っていたのかもしれません。

 
 

▼福山雅治氏
福山雅治氏は貧しかった少年時代に、母親とお兄さんの三人で毎朝5時から長崎新聞の配達をされていたそうです。長崎は急な坂道が多いので、配達はさぞかし大変だったでしょうね。ちなみにバイト代は全て母親が管理して本人はもらえていなかったと、ラジオ番組で話されています。

 
 

▼トム クルーズ氏
今や大富豪と言っても良いくらいの人気俳優トム クルーズ氏も、少年時代に新聞配達をしていました。12歳の時にご両親が離婚、母親に引き取られたトム クルーズ氏は、貧しい家計を助けるために新聞配達のアルバイトを行っていたそうです。アメリカで新聞配達というと庭先に新聞を投げ入れる方式かと思いますが、少年時代のトム クルーズ氏が投げ入れている姿は想像しただけでもカッコ良さそうですね(笑)

 
 

いかがでしたか?
上記に記した以外でも、阿部寛氏、堺雅人氏、薬丸裕英氏、玉置浩二氏、稲垣吾郎氏、大倉忠義氏、その他多くの方たちが、新聞配達のアルバイトをされていたことがあるそうです。新聞配達は地味な作業ではありますが、社会基盤を支える重要なお仕事です。お金を稼ぐ目的以外にも、とても意義のある貴重な経験になると思います。転職を考えている方、アルバイトを探している方は、新聞配達のお仕事を是非検討してみてもらいたいと思います。あなたの人生の大切な財産になることは間違いありません。