新聞広告

折込チラシから全面広告まで-新聞広告の種類

折込チラシから全面広告まで-新聞広告の種類

2018年の新聞広告費(電通調べ)は、前年比約8%減となり、4784億円とのことでした。割合としては総広告費全体の7%となり、年々減少していますが、報道機関としてのニュースの信頼度、また、ほかのメディアで使われる引用度から考えますと、新聞はまだまだ力のある社会に欠かせない媒体です。今回は、日頃何気なく見ているこの新聞広告について、代表的なものをいくつか紹介したいと思います。

 

 

新聞広告は、記事の間と記事の間にスペースを作り、企業の宣伝や商品・サービスの告知を入れ込んで行うというものですが、こうした一般広告のほかに、政治団体・市民団体などの「意見広告」や、商品のリコール、社内人変更を広く告知する「社告」、週刊誌の報道などで誤報を指摘する際に要求されることの多い「謝罪広告」などがあります。これらは、現在では、テレビやインターネット広告でも見られますが、かつては、新聞広告ならではといったものでした。

 

 

もちろん、記事を読んでもらうのが新聞としてのメディアの本文ですので、広告を掲載できる場所は事前に決められています。これを「枠」と読んでいます。現在でも、この呼び方を使っており、テレビやネット広告でも踏襲して同じ呼ばれ方をしています。朝刊で用いられいるブランケット版では文字の区切りを15段に分けていますので、基本的にはこの段数×左右の大きさが新聞広告の大きさとなるわけです。

 

 

まず、新聞を手にして最初に見ることの多いテレビ・ラジオの番組表欄(ラテ欄と言います)の下部に大きく出ている3段分の広告枠、これを全3段と言います。また、その裏側、新聞名が書いてある面を1面といい、本来はこちらが表紙となります。この1面の広告掲載料金が大きさとの割合的に最も高額であり、また、掲載する広告の審査もされますので、掲載するだけで一定の社会的信用も得られます。この面にも全3段の広告枠がありますが、ほぼ例外なく書籍の広告となっていることが多いですね。

 

 

この全3段広告の両脇、または片脇に、名刺大サイズの大きさの広告があると思いますが、これを「突き出し広告」と言います。デザインの自由度が高く、文字情報の多い新聞紙面において、ビジュアル的なインパクトを強く打ち出せるのが特徴です。そして、いよいよ新聞を開いて、ページをめくっていると出てくるのが、「全面広告」です。商品アピールだけでなく、アーティスト解散発表の告知に使われたり、掲載するだけでニュースになる広告は、新聞の全面広告と、渋谷109ビル、新宿ALTAの交通広告以外には、まだ登場していません。このあたりは、まだまだ新聞広告が優位と思って差し支えないと思います。

 

 

現在では紙面も広告もカラー化が進み、新聞は格段に見やすくなりました。そして、手軽に新聞広告と同じユーザに広告を届ける手段なのが、皆さんおなじみの「折込チラシ」です。新聞社ではなく、新聞販売店に申し込みを行いますので、地域を絞って効率的に配布出来たり、単価が安価で済むなど、多くのメリットを持っています。地域に特化したスーパーマーケット、ホームセンター、家電量販店、自動車ディーラーなどにとって折込チラシは欠かせない存在と言えるでしょう。また求人情報に関してもネットが主流の時代ではありますが、折り込みチラシの需要もまだまだ高いのが現状です。特に主婦の方などがアルバイト・パートを探す際にはとても役立つアイテムになっています。但し新聞配達の求人に関しては、新聞配達ワークをご利用ください(笑)。

 

 

以上のように新聞配達ワーカーの皆さんがお届けする新聞や折込チラシは、購読者のお客様にとって報道以外の面でも貴重な情報源になっています。新聞配達のお仕事は、社会貢献性の高いお仕事なのです。現職の方は誇りを持って新聞配達業務にあたってもらえればと思います。またこれから新聞配達のお仕事を検討している方も、社会に貢献するという志を持ってチャレンジしてもらえれば幸いです。