新聞配達アルバイトのメリットとデメリット
みなさんは新聞配達のアルバイトにはどんな印象を持っていますか?「朝が早い」「毎日だから大変そう」「実は簡単だったりするかも」などなど。
知らないことが多いからそのメリットに気づいてない人も多いのではないでしょうか。以前も当コラム『新聞配達アルバイトのススメ』でメリットをご紹介しましたが、改めて新聞配達アルバイトのメリットと、そして今回はデメリットについてもレポートさせてもらいます。
【メリット】
◎未経験でも始められる
基本的に新聞配達は未経験からはじめてすぐに覚えられる業務がほとんどです。もちろん「だから楽チン」というわけではありません。配達する場所、荷降ろしやチラシ折り込み、雨の日用のラッピングなど覚えることはたくさんあります。それでもひとつずつ真面目に取り組めば確実に仕事を覚えていけますので、未経験の人でもお店の人は大歓迎してくれます。接客業などのアルバイトより覚えることは少ないので、健康な方なら大丈夫と断言できます。
◎慣れれば配達は難しくない
配達するルートは決まっているので慣れてしまえばどんどん効率よくできるようになります。余程の方向音痴でなければ、それほど難しいことはありません。自分のペースで進めることができるので、余計な気を遣いながら働く他の職種とは大違いです。
◎人間関係の煩わしさが少ない
配達店での準備作業を黙々と進めて、そのまま一人で配達に行くことになります。同僚と接する時間も勤務時間の全体から見れば、ほんの一部です。専業社員だと営業・顧客管理がありそうはいきませんが、配達専門のアルバイトならお客様とお話をすることも滅多にありません。どこの職場でも人間関係を理由に辞めていく人が多い中、仕事のほとんどが一人で行う形になりますので、人間関係の煩わしさが少なくなります。
◎拘束時間が短い
悪天候などが無ければ、朝刊の配達は夜明け前に概ね終了します。他の人が一日をはじめるその時間帯にはアルバイトが終わっています。配達後に若干の睡眠を取っても、午前中から時間を有効に使うことが可能になります。学校に行く人、別の仕事をする人、好きなことをする人など、使い方は人それぞれ。時間が有効に使えるのは大きなメリットだと思います。
◎早寝早起きの習慣がつく
新聞配達のアルバイトを続けていくと、自然と早寝早起きの習慣もついてきます。これはアルバイトを辞めた後にも役立つ、人生において大きなメリットです。何をするにも健康な生活が必要ですが、若いほどなかなかそれを手に入れることが難しいからです。
◎住み込みも可能
アルバイトでも新聞配達店によっては寮や社宅を用意してくれるケースがあります。まずは住居を得たいと考えている人にはこれ以上ないメリットです。
◎その他色々
以前のコラムでも触れたように、「健康に良い」「精神力が見につく」「就活にも有利」など、様々なメリットが新聞配達アルバイトにはあります。決して楽なアルバイトではありませんが、チャレンジする価値はあると思います。
そして今回はメリットだけではなくデメリットについてもレポートします。新聞配達ならではの面があるのでそれを見ていきましょう。
【デメリット】
◎早起きがつらい
これは、はじめが一番つらいです。どんな仕事でもそうですが慣れてくれば乗り越えられます。新聞配達で働く人はみんなこれを乗り越えてるんですね。尊敬します。
◎悪天候でも配達は休めない
大雨や大雪の日の新聞配達は、はっきり言って過酷なものになります。天候にかかわりなく新聞休刊日以外、新聞配達は毎日あります。台風直撃などで、新聞社や配達店により考慮してもらえるケースもありますが、基本的に配達が無くなることはありません。強風や路面の凍結などで事故になる場合もありますので、最善の注意を払う必要があります。
◎体調不良でも休みにくい
早朝という時間帯に活動するので、急に休んで代わりを見つけることが難しい業種です。普段から健康管理をしっかりとする必要があります。
◎交友関係が難しくなる
新聞配達のアルバイトをしていると、友人知人と遊びに行ったり、飲みに行くことが難しくなる場合があります。飲みに行ったとしても、酒量は押さえないといけないし、盛り上がったころに先に帰らないといけなくなったりします。中ジョッキのビール1杯でも、アルコールが抜けるのに約3時間と言われています。睡眠時間の確保もさることながら、飲酒運転にならないよう早めに帰宅し休息をとる必要があります。友人から付き合いが悪くなったと言われてしまうケースもあるでしょう。ここら辺が若い人には一番つらいところかもしれません。
新聞配達アルバイトのメリットとデメリットについてのレポートは以上です。
新聞配達は、常に人手不足と言われる業界です。やる気がありデメリットにも耐える覚悟があれば、様々なメリットを享受することが出来るでしょう。春から新たにアルバイトを探している方は、参考にしてもらえれば幸いです。