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日刊スポーツ【スポーツ新聞の紹介】

日刊スポーツ【スポーツ新聞の紹介】

新聞の種類は様々ありますが、その中でもスポーツニュース、芸能や娯楽関連の記事が楽しめるものに「スポーツ新聞」があります。スポーツ新聞とはウィキペディアの説明では「スポーツやゴシップ・芸能・レジャーなど、娯楽関連のニュースを中心として発行する新聞のこと」となっています。
 

日刊スポーツの特徴とは?

今回はスポーツ新聞の中から日刊スポーツを紹介します。日刊スポーツとはどんな特徴を持った新聞なのでしょうか。掘り下げていきましょう。

 
 

日刊スポーツの歴史

日刊スポーツ(通称:ニッカン)は朝日新聞系のスポーツ新聞で、全国各地の4社から発行されています。日刊スポーツ新聞社が関東、東北、甲信越、静岡を管轄、日刊スポーツ新聞西日本が沖縄県を除く西日本地区を管轄、北海道日刊スポーツ新聞社が北海道を管轄、沖縄タイムスが沖縄を管轄しています。日本で最初のスポーツ新聞として1946年(昭和21年)3月6日に創刊した歴史を持ち、現在ではスポーツ新聞の代名詞と言われるほど人気があります。スポーツ新聞の歴史は日刊スポーツからはじまったんですね。

 

1面の見出しが青色で掲載されていたことから「ブルー・ニッカン」という愛称で親しまれ、1977年にスポーツ新聞で初めて「社会面」を掲載したり、宅配版はアダルトページの掲載をしないなど、独自の施策で人気を不動のものとしています。また1997年1月8日からはホームページ上でも情報を発信しています。

 
 

日刊スポーツの記事

プロ野球ニュースはそれぞれの地域にある球団に密着した記事を載せており、阪神タイガースの強力打線の愛称である「ダイナマイト打線」や、ウィリアムス・藤川・久保田の愛称として有名になった「JFK」など日刊スポーツの記者が命名して定着したものも多くあります。1990年代初頭、星稜高校の松井秀喜を「ゴジラ」と命名したのも大阪本社の女性記者でした。国民栄誉賞を受賞するまでになった人の名付け親とは、一生自慢できますね。

 

紙面構成は表紙、野球、スポーツ、レース、特集、企画、テレビ面、社会、文化・芸能、裏表紙からなり、文化・芸能面ではジャニーズ、AKB48グループ、坂道グループ、演歌特集が充実しています。スポーツ紙にはスクープが付き物ですが、なんと言っても世間を驚かせたのが2016年1月13日のSMAP解散危機のスクープです。日刊スポーツ以外ではスポニチも1面でSMAPの解散危機を報じて単独スクープではありませんでしたが、そのインパクトは凄まじいものがありました。

 

あとプロレスに関しても1980年代頃から取り扱いが始まり、その後プロレス・ボクシングなどの「ニッカンバトル面」として掲載されるようになりました。この頃プロレスを扱っていたスポーツ紙は東京スポーツ、デイリースポーツくらいで、その他の紙面ではしばらくの間、プロレスを取り上げていなかった状況でした。ここら辺も日刊スポーツが先駆者と言えるかと思います。

 
 

日刊スポーツはパイオニア

日本のスポーツ新聞のパイオニアであり、地域に密着し地元に愛されるスポーツニュースで不動の人気を誇る日刊スポーツ。ニッカン発の命名や特大スクープなど、常に話題を提供し続けています。スポーツ新聞界の王道と言っても過言ではないでしょう。購読している人は圧倒的に宅配が多いそうですが、駅やコンビニでも買うことも可能です。これを機会に一度手にとってみてはいかがでしょうか。