新聞販売店 専門用語① 【あ行】~【か行】
新聞販売店の専門用語・業界用語集パート1
新聞販売店では様々な専門用語があります。一般の人には分からないものばかりです。そこで今回はその用語をご紹介します。これから新聞配達のお仕事に関わろうと思っている方は、参考にしてください。量が多いので、初回は【あ行】と【か行】の新聞販売用語を記します。
【あ行】
▼あがる(あげる)
新聞購読契約を取ってくること。
▼入り
新聞契約期間が始まること。
▼S
月途中から購読が始まった際、購読料の日割り分を無料にするなどのサービスを略した言葉。
▼オキカン(置勧)
拡張(新規勧誘営業)時に、拡材(販促景品)などを無理やり置いてくること。
▼起こし
過去に新聞購読をしていたが、現在は他紙を購読しているお客さんから再度契約をもらってくること。
▼押し紙
新聞社が新聞販売店に配達件数より多くの新聞を搬入すること。
▼折込
新聞に差し入れる折り込み広告・チラシのこと。新聞販売店の貴重な収入源です。
【か行】
▼カード
新規契約の事。購読契約書伝票がカード式になっている為。
▼カード料
新規契約を取った時の成功報酬のこと。
▼拡材
新規勧誘営業時に使う販促景品(拡張材料の略)。
▼拡張
新聞購読の新規勧誘営業。
▼拡張団
新聞販売店に属さない新聞拡張を専門に行うセールスマン集団。
▼過去読
過去に新聞を購読していた顧客のこと。
▼ガサ
不良カード(契約の踏み倒し)が多発、移転入が激しいエリア・建物のこと。
▼喝勧(かつかん)
威圧的、強引に新規契約を取ること。
▼カニ歩き
集合住宅などでカニのように横に歩きながら配達すること。
▼喰止め
契約期間が切れる月に契約の延長をすること。
▼景品法
拡材(販促景品)について公正取引委員会が定める法律「新聞業における景品類の提供に関する事項の制限」のこと。
▼欠配
配達を無断欠勤すること。
▼現読
現在顧客が新聞を購読していること。
▼交替読者
購読新聞が頻繁に変わる読者。新聞に対するこだわりが無く、拡材(販促景品)目当てと思われる読者のこと。
▼合売
扱う新聞銘柄が特定のものに限られず複数の新聞を扱っている販売店の事。
▼固定読者
購読新聞銘柄が変わらない新聞が固定されている読者。
▼誤配
投函する新聞銘柄を間違えること。
▼コンクール
新聞社が主催、拡張が優秀な販売店に対し表彰するイベント。景品を贈るなど各販売店に拡販を促している。
以上です。【さ行】以降は、また次回レポートします。