インタビュー

読売センター向ヶ丘遊園・所長インタビュー

読売センター向ヶ丘遊園・所長インタビュー

今回は川崎市登戸にある読売センター向ヶ丘遊園の西梶所長にインタビューをしてきました。祝日でお休みのところをお邪魔して、新聞配達を始めたきっかけや、苦労話などを聞いてきましたので、新聞配達を志している方は参考にしてもらえればと思います。

 
 

 

がむしゃらに働いてほぼ目標通りの月収は達成

―― 新聞配達を始めたきっかけを教えてください。

 

この業界は稼げるという話を聞いて、求人募集で探したら「頑張り次第で高額月収可能」という部分に目が止まり面接を受け入店しました。

 
 

―― 実際入店したらいかがでしたか?

 

とにかくがむしゃらに働いて、ほぼ目標通りの月収は達成することが出来ましたね。
言われたことだけをやるのでは無く、自分なりに効果的な方法を考え実践した結果だったと思います。顧客管理業務でもお客様のいる時間帯を学習して、効率的に回れば短時間でも実績は上げられますからね。

 
 

―― 1番苦労したことはどんなことでしたか?

 

う~ん、色々あるけどやっぱり気候かな。台風とか、大雪とか。こればっかりは努力しても防げない部分ですからね。中でも1番やらかしちゃったのは、台風で後ろに積んでいた新聞を全部吹き飛ばしてしまった時ですね。出来る限り回収しましたが、それでもやっぱり足らなくお店に戻り積みなおして配達したので、時間はかなりかかってしまいました。

 
 

―― 逆に新聞配達をしていて良かったことは何でしたか?

 

ぶっちゃけこの仕事を始めるまでは規則正しい生活とは言えなかったですが(笑)、配達をするようになって早く寝て早く起きるという習慣が身につき、それは所長になった今でもある程度維持出来ています。やっぱり健康の源は規則正しい生活だと思うので、それが一番ですね。

 
 

お金を稼ぐというつもりで入ったこの業界

―― 入社当時から独立志向はあったのですか?

 

はい、それはありました。
この業界にはお金を稼ぐというつもりで入ったので、いつかは独立するという目標は最初から持っていました。

 
 

―― 実際に独立されていかがですか?

 

これは何処の販売店でも一緒だと思いますが、昔と違い購読部数が増えづらくその点は苦労しています。インターネットが普及して紙離れが進んでいる中で、いかに部数を増やしていくか日々試行錯誤しているのが現状です。

 
 

―― 収入面ではどうですか?

 

う~ん、まだまだ満足はしていません。それでも世間一般的には良い方だとは思っています。そうでないと、独立した意味がありませんからね。

 
 

―― プライベートでの趣味は何ですか?

 

ゴルフ(笑)
ベストスコアは言えません(笑)

 
 

―― ゴルフ以外は何かございますか?

 

チワワ2匹とアロワナを飼っています。仕事で疲れていても、チワワやアロワナを眺めているだけで心が癒されますね(笑)

 

 
 

ガッツのある人はうまくいく

―― お仕事の話に戻りますが、人材募集で困っていることは何ですか?

 

人が来ない、続かない、、、ですね。
昔は募集をかければ迷うくらい沢山応募があったものですが、最近はさっぱり来ません。来ても続かないという状況で、とにかく人材不足で困っています。

 
 

―― どんな方に来てもらいたいですか?

 

そうですね、やっぱり将来は独立したいくらいの野心を持っている人に来てもらいたいです。野心の無い方は大抵続きません。他人より沢山稼ぎたい、将来は新聞販売店の経営をしたいくらいのガッツのある人は仕事もうまくいくし、給料もどんどん増えていく傾向が強いですね。

 
 

―― 求職者は沢山いる中で新聞配達が選ばれない状況をどう思っていますか?

 

一般的に新聞配達は朝早い・身体がきついというイメージで思われているかと思います。確かに朝は早いですが、慣れてしまえば全然大丈夫なんです。ポストに投函するスタイルなので、他の宅配業と違い何度も訪問するロスもありません。コツさえ覚えれば実際の労働時間は短く済みます。まずは新聞配達業のイメージ改革を、経営者の立場からしていきたいと考えています。

 
 

―― 今後のビジョンを教えてください。

 

スタッフも充実させてお店を大きくしていき、地域に貢献していくことを目標にしています。新聞を配達するだけの会社で終わらせるつもりはありません。地域の皆さんに新聞を取っていて良かったと思われるような、サービスの充実を図って行きたいと思います。その上でスタッフの待遇も改善していき、お店の経営も安定化させるよう精進していきます。

 
 

―― この業界のイメージアップのためにも、これからも頑張ってください。今日はありがとうございました。

 

はい、お客様のため、スタッフのため、そして自分自身のため頑張ります。ありがとうございました。

 
 

入社当時から目標だった独立を果たし、新聞購読者が伸び悩んでいる中で奮闘している読売センター向ヶ丘遊園の西梶所長。見た目は少し怖そうに見えますが、お話しをてみると優しい笑顔の持ち主で、スタッフからも慕われている理由が分かった気がしました。仕事には厳しく情には厚くという姿勢が、厳しい状況の中でも業績がアップしている秘訣なのでしょう。これからもなお一層頑張ってもらい、地域に密着した新聞販売店、新聞配達業のイメージアップが実現出来るよう期待したいと思います。

 
 

 

【店舗情報】
店舗名:読売センター向ヶ丘遊園
住所:神奈川県川崎市多摩区登戸679-4
TEL:044-911-2565
取扱新聞:読売新聞 スポーツ報知 日本経済新聞 産経新聞 サンケイスポーツ 神奈川新聞
求人情報詳細:https://news-boy.com/shop/868