青森探訪記&足沢所長インタビュー
読売センター八戸東部と読売センター青森東部の取材旅
読売センター八戸東部と読売センター青森東部を取材するため、青森県に1泊2日で訪問してきました。現地での探訪記をレポートしつつ、両店の所長を務める足沢(たりさわ)さんのインタビューをご紹介します。
青森探訪記—初日—
初日青森空港に降り立つと、いきなりの雪景色。少し動揺をしつつ、レンタカーで読売センター青森東部さんに移動します。路面の雪は溶けているので、運転には問題ありません。とはいえ、初めての土地での運転なので安全運転で向かいます。空港から約30分程でお店に到着。この日は新聞休刊日で本来はお休みでしたが、足沢所長さんがお一人で待っていてくれました。
挨拶を済ませ、しばし雑談します。ここしばらくは青森も天気が良かったようですが、この日だけ雪が降ってしまったとのこと。そういえば前回(10年くらい前)八戸に来た時も雪だったなぁと思い出しつつ、求人募集の詳細を聞き取りします。両店舗とも配達及び集金のアルバイトスタッフを募集したいとのことです。地方なので配達は朝刊のみで、Wワークも可能なお仕事です。近隣でアルバイトを探している方は、是非ご検討ください。
求人の聞き取りも終わり店舗の撮影を済ませ、今度は八戸市に移動します。足沢所長はこちらでの仕事を片付けてから八戸に向かうとのことで、夜合流してお食事に行く約束をします。『くれぐれも運転にお気をつけください』との一言が気になりつつ、レンタカーで出発します。ナビをセットすると、みちのく有料道路経由のルートで案内されます。到着時間は約2時間後。そんなに遠いのかと驚きつつ、道中急ぎます。
みちのく有料道路に入ると、本格的な雪景色に変わってきます。有料道路とは名ばかりで、緩やかな峠道って感じです。どんどん山深くなり路面状態も悪くなり、こちらもどんどん不安になってきます^^; スタッドレスとはいえ雪道にはあまり慣れていないので、後ろの車に煽られない程度のスピードを保ちながら運転します。こんな緊張感が20km以上続き、麓に降りて来れた時はとにかくホッとしました。所長の一言が身に染みた瞬間でした。(撮影する余裕がなく、みちのく有料道路の写真は撮れませんでした。。)
とはいえまだまだ八戸にはつきません。日も暮れてきました。途中コンビニで栄養ドリンクを飲み、気合を入れて運転再開。しばらく延々と走り、今度は第二みちのく有料道路に乗ります。またさっきみたいな峠道だったらどうしようと思っていたら、こちらは有料道路という名に相応しいバイパス道路で安心しました。第二みちのく有料を快適に走り抜け、八戸市の標識が目に入った時の安堵感はなかなかのものでした^^;
ホテルにチェックインし1時間ほど待ってから足沢所長と合流。現地の郷土料理のお店に入ります。まずは生ビールで乾杯、美味しい料理を食べながらインタビューを行います。
―― この業界に入ったきっかけは何でしたか?
実は父親がこの八戸東部のお店を経営していて、小学校3年生の頃から配達のお手伝いもしていたのです。大人になり某大手スーパーに就職。そこで7年間働きましたが、このまま頑張っても店長になるくらいだろうし、将来性を考えて退職しました。やっぱりいつかは一国一城の主となりたい願望があったので、新聞配達業を生涯の生業とするべくこの業界に飛び込みました。
―― なるほど。では新聞配達の業務内容はほぼ分かったうえで始められたのですね。
そうですね。早起きは子供の頃から経験済みだったのですが、それでもやっぱり大変でした。というか大人になってからの方が早起きはキツいものです(笑)
―― その後、経験を積み重ねてきたのですね。
はい、平成12年に八戸東部店に入店後、平成13年から盛南店、平成15年には秋田北部店に移動し、東北の各地で修行を積んできました。そして、平成16年に青森西部店にて所長に就任させてもらい、目標であった一国一城の主となることが出来ました。
―― 青森、岩手、秋田と経験を積み順調に出世されてきたんですね!
これもひとえに各地の所長やスタッフの仲間、そしてお客様のお陰だと感謝しております。その後平成25年に八戸東部店と青森東部店を引き継ぐことになり現在に至っています。平成31年からは青森県読売会の会長も務めさせてもらっています。
―― 私も今回の青森市から八戸市への移動で実感しましたが、この距離は大変ですね。
とにかく移動と雪の苦労が絶えません。それでも冬季以外は快適で、雪さえなければ移動もそれほど苦にはなりませんよ。
―― 日々忙しいと思いますが、プライベートは充実されていますか?
いや~やっぱり忙しくて、なかなかって感じです。それでも冬季以外は好きなゴルフを月1回ペース、あとは時間を見つけて食べ歩くのが趣味ですね。
―― これだけ美味しいものが揃っていて、羨ましいかぎりです(笑)
そうですね。そこら辺は青森に生まれ育って幸せだと思っています。
ここで話はそれますが、こちらの郷土料理はどれも絶品です。特に「ほや鍋」と「せんべい汁」がとても美味しく、おかわりしたいくらいの逸品でした。そして地酒が料理にとても合い、どんどんお酒も進みます^^;
―― 新聞販売店を経営するにあたり、心掛けていることは何ですか?
やはり地域密着型で、地元の発展に貢献出来るように心掛けています。地域のご老人たちを集めて開くグラウンドゴルフの大会では、500人ほど参加してもらい盛大なイベントになっています。皆さんの元気な笑顔を見るのが楽しみですね。
―― スタッフさんとのコミュニケーションで気を付けていることは何ですか?
私より年上のスタッフもいるので、言葉には気を付けています。そして目的意識を持ってもらえるようにコミュニケーションを取っています。決して一方通行にならないように、こちらから話すだけではなく、相手の話にも耳を傾けるようにしています。
―― 今後の展望や目標を教えてください。
私は様々な人に育てていただきここまで来れたので、今後は独立していく人材を育てていきたいです。それがお世話になってきた皆様へのご恩返しになると思っています。そして私自身は青森だけに留まらず、関東でも読売センターの店舗が運営できるようになることを目標にしています。
―― 最後に新聞配達を検討している方たちにメッセージをお願いします。
若い方もそうでない方も職を探しているのなら、何でもやってみるチャレンジ精神を持ってもらいたいと思います。新聞配達は大変だと思っている方が多いでしょうが、とにかく飛び込んできてもらいたいですね。職種にかかわらずお仕事の基本は一緒です。ひとつひとつの業務が自分の実になっていきます。職を探している方には、まずはチャレンジする気持ちが一番大事だと言いたいです。
―― 今日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。
インタビューは終わりましたが、この美味しい料理と美味しいお酒から離れがたく、その後も閉店まで楽しませてもらいました。
青森探訪記—二日目—
快適な朝を迎え、八戸東部店の訪問までまだ時間があったので、商売繁盛、漁業安全の守り神として信仰されているという「蕪嶋神社」に行ってきました。こちらの神社は2015年に火災により社殿が全焼してしまい再建工事が行われ、訪問した日はまだ入れませんでしたが、現在は一般参拝も可能になったようです。遠目で見る社殿も立派ですが、弁天様の使いとして大切にされてきたというウミネコの群れが圧巻です。
その後お昼頃に八戸東部店に訪問し、足沢所長と合流します。必要な打ち合わせを済ませ、店舗外観や足沢所長の撮影させてもらいました。足沢所長の人柄がにじみ出る、良い笑顔の写真が撮れました。
そしてランチタイムに入ります。(食べてばっかり。。)
八戸で有名な人気店「みなと食堂」に二人で移動します。が、まさにお昼時でお店には行列が出来ていました。受付順の用紙を見ると、10人ほど先着がいます。帰りの飛行機の時間まであまり無いので、少し焦りながら30分ほどひたすら待ち何とか着席。名物の「平目漬丼」と「せんべい汁」のセットを頂きました。
そのお味はというと、、、平目はとにかく新鮮で、黄身とタレがからみ合い濃厚な味わいの逸品です。見た目通り結構なボリュームがあるのですが、あっという間に完食しちゃいました。並んだ甲斐がありました。地元の人ばかりで行列になる理由が分かります。この美味しさとボリュームでお値段は1,350円。はっきり言ってリーズナブルです!!ここはいずれまたゆっくり来たいと思います。ビールでも飲みながら味わえたら最高でしょうね。
そして自分は足沢所長に二日間のお礼をして、三沢空港に向かい帰途に就くのでした。
※長文、駄文失礼しましたm(_ _)m
青森探訪記—編集後記—
今回は、青森の良さと足沢所長の地元を愛する気持ちが良く分かった訪問となりました。確かに青森の寒さは厳しいですが、それを伴って余りある身体の芯から暖まるお料理と、心温まる人と人との絆を感じます。冬季の雪の中での配達は非常に大変ですが、一年間を通せば働きやすい環境が整っていると思います。東北でお仕事を探している方は、読売センター青森東部店と八戸東部店を是非検討してみてください。地元をこよなく愛す足沢所長の元で、きっとやりがいを見つけられることでしょう。
【読売センター青森東部】
住所:青森県青森市小柳5-19-11
TEL:017-741-0431
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【読売センター八戸東部】
住所:青森県八戸市湊町下大久保道5-68
TEL:0178-34-4799
求人情報詳細:https://news-boy.com/shop/2265